平凡な人のはなし

本態性血小板血症と診断された主婦のはなし

暗い内容ですよ

 
「人間いつ死ぬか分からない。健康な人が明日交通事故で死ぬかもしれない」


こんな慰め言葉があるけど。
確かにその健康な人は明日交通事故で死ぬかもしれないけど、そのままその人は80才まで健康で生きていく可能性もある。
でも私は、明日交通事故で死ぬかもしれないけど、80才まで健康で生きる可能性は0なわけですよ。
これって、結構大きな違いだと思いませんか?
健康な人にはあるかもしれない未来が、私には既に無いと確定している。

だから、この手の慰めの言葉は大嫌いなのです。
善意だからとか関係ないです。

そもそも、慰めて欲しい訳じゃない。
家族や親しい人から以外の慰めはいらない。
どうせ半分好奇心からくる言葉だろうからね。
私と一緒に遊んで大笑いして馬鹿やって過ごしてくれればそれでいい。
分かったような顔するのは辞めて欲しい。

辛いのは私なんだから。
私の不幸に勝手に乗っかって、自分も不幸みたいな顔するの辞めて欲しい。

いや、別に誰かにされた訳じゃないんですよ。
だって家族以外に病気の事を話してないから(笑)
ただ、根底にこんな思いがあるから誰にも話せないのかな。
みんな素敵な友達ですよ。長い子は幼稚園からだから30年の付き合いです。

うん。
この人は (本態性血小板血症という難病の持ち) というのを最初に持ってこられて付き合われる事になるのが凄く嫌なんだ。
実際に病気持ちなんだけど。
…まだ病気を受け入れられていない証拠ですね。