平凡な人のはなし

本態性血小板血症と診断された主婦のはなし

薪狂言を観てきました

実は野村萬斎さんの20年来のファンで、独身の頃は、地元に公演に来てくださったら必ず観に行っていた位でした。
通常の舞台も東京なら時々観に行っていたし、主演映画は必ず映画館で観てるし円盤も必ず購入しております。

で、今回の薪狂言
本当は屋外で行われるはずだったんだけど、台風を考慮して屋内に変更に。
薪の灯りと寺院の幽玄な演出をとても楽しみにしていたので、凄く残念でした。
結局雨も風も問題なかったしね。まあ、仕方無いんですが。

野村万作・万作・裕基の3世代共演という豪華な布陣!
挨拶に萬斎さんが表れまして、私のテンションは爆上げでございますよ髪の毛を最近切られたという噂を耳にしまして、双眼鏡でガン見しました!(2階席だったの)
小舞、初めて拝見しました。
祐基君を初めて拝見致しましたが、声が萬斎さんそっくりだと思いました。
まだお若いので線が細いのと、萬斎さんのような色気が出ていませんが、これからが大変楽しみだと思いました。

万作さんは気迫溢れる舞でした。
失礼ながら御年88歳とは思えぬ体の動き。
5060はまだひよっこ、と言われる世界ですが、実際に拝見するとその意味が分かります。
万作さんは、その役ごとに、そのキャラそのものになっているのがこの素人でも感じ取れるのです。

萬斎さんは、失礼ながらまだ野村萬斎が演じている、感が滲み出ておられるというか。
ど素人が本当に失礼かと思いますが、そう感じでしまったのだから仕方がない。
かと言って、やっぱり私は萬斎さんが一番好きなんだけどね!!
あの声、動き、オーラ、全てが私の心を掴んで離しません。
悪太郎の萬斎さんは、怒って泣いて笑って謳って踊っての演技が見られるので、とても楽しかった!
というか可愛いんだよ…50歳過ぎてるのに萬斎さんは可愛いんだよ…どうしてくれるよ…

茸、という演目には地元の小学生が参加。そしてこれが大正解!超可愛い!!茸可愛い!!
親玉茸は萬斎さん。
うーんいい意味で気持ち悪かった(笑)

屋外で観られなかったのはとても残念でしたが、久し振りの狂言、とても楽しませて頂きました。
4月には県庁所在地で万作の会としてまたいらっしゃる模様。観に行きたいなあ〜!
今度はめっちゃ早めにチケット買って、前の席で拝見したいものです…テヘ(。・ω・。)ノ♡


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七つの会議のBlu-rayも届いた(*´ω`*)